葬儀社がチラシを打てば打つほど経営が苦しくなる問題をどうやって改善するのか?
2021年12月13日最近の葬儀業界で感じることの一つが、広告やチラシを出すことによって経営が逆に苦しくなっているという問題です。この状況は、一見すると矛盾しているように思えますが、詳しく見てみるとその原因が見えてきます。
まず、私が行っている「葬儀広告相談室」には73名の方が登録している状態で、多くのご相談をいただいています。そして、そのご相談の中で、葬儀社がチラシの宣伝をすることが「しんどい」という声を多く耳にします。
なぜしんどくなるのか。その理由は、葬儀というサービスが他の一般的な商品やサービスとは異なる性質を持っているからです。例えば、ユニクロや地域のスーパーが広告を打って、今日はこの商品が安いから買ってくださいと宣伝するのは一般的です。しかし、葬儀の場面では、そのサービスが必要になるタイミングは非常に限られています。だから、ただ安いというだけの情報を伝えるチラシを出すことは、結局のところ安い葬儀だけが注文されるという状態になりかねません。
さらに、現在の葬儀業界では、インターネットを利用した葬儀紹介サイトなども存在し、それらもまた安い葬儀を前面に押し出しています。その結果、チラシを出す場合には、隣の葬儀社よりもさらに安い価格を提示しなければならなくなるという競争が生じてしまいます。このような競争して価格を下げるような訴求をすることは「逆オークション状態」と呼ぶことができるでしょう。つまり、価格を下げて下げて、一番安いところが依頼を受けるという状況です。
しかし、本当に大切なのは、価格競争をしない状態で葬儀の依頼が来ること。これを実現するためには、地域の人々との信頼関係を築くことが不可欠です。そのため、葬儀社の広告や宣伝は、安い価格を伝えるだけでなく、その葬儀社の魅力や特徴を伝えることも同時に行う必要があります。
結論として、葬儀社のチラシや広告の目的を、短期的な依頼の獲得から、長期的な信頼関係の構築にシフトすることが求められます。安い価格だけでなく、葬儀社自体の価値や魅力をしっかりと伝えることで、経営を安定させる道を見つけることができるでしょう。
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