葬儀社のチラシから消えた3つの内容!
2022年3月5日葬儀社のチラシから見なくなった3つのコンテンツについて、その背後にある事情や変化について解説してみたいと思います。
1. 葬儀の生前契約
かつて、2012年や2013年頃には、エンディングノートや生前契約に関する情報が多くの葬儀社のチラシに掲載されていました。しかし、最近ではその数が減少。何故なのでしょうか?
一因として、葬儀の単価が下がったことが挙げられます。リーマンショック後は加速度的に葬儀の単価が下がり、生前に高額な葬儀費用を準備する必要が低減し、生前契約のニーズが下火になっています。
また、業界的な視点から言うと、生前契約の手続きや管理は葬儀社にとって手間がかかるもの。法的な問題や会計上の取り扱いなど、様々な問題が浮上します。そのため、多くの葬儀社が生前契約には注力しにくい構図になっています。
2. 終活という言葉
10年前、葬儀業界では「終活」という言葉がブームでした。葬儀社は終活イベントを開催するなど、積極的にこの言葉を使用していました。しかし、今ではそのブームも下火。最近のチラシでは「終活」という言葉を以前ほど目にしなくなりました。
なぜでしょうか。一つの理由として、終活という言葉の意味が広がりすぎ、その本質が希薄になってしまったという点が考えられます。例えば「終活のための健康づくり」といった使われ方をするなど、終活というよりそれは生活ではないか?と感じるほど終活が使われる意味合いが広くなりすぎたケースも散見されるほどです。
3. 祭壇の写真
祭壇の写真は葬儀社にとっては差別化要素ですが、一般生活者の視点からみれば葬儀をする前に祭壇にこだわる方は少数派です。
祭壇よりもキャッチーな価格訴求のほうが広告の要素として重要になり、また、広告で訴求されるような低価格プランでは祭壇も簡素なものになることから、あえて祭壇の写真を載せないケースも増えてきました。結果的に祭壇の写真がほとんど載らないチラシも増えてきています。
以上、葬儀社のチラシから見る業界の変遷や社会の動きについて触れてみました。これからも葬儀業界は変化していくでしょう。その変化をキャッチし、適切なサービスを選択することが私たちの課題となるでしょう。
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